元商社マンのマレーシア日記

青年海外協力隊としてマレーシアのサバ州に配属中。元商社マンのマレーシア録です。

ボルネオ島の地酒 TAPAIに挑戦

早速ですが皆様、お酒は好きですか?もちろん好きですよね?私は大好きです。

 

マレーシアはイスラム国家のため、宗教上お酒を飲めない人が多数で酒税も高く設定されいます。

お酒に関しては非寛容的であると言えるでしょう。

 

しかし!ボルネオ島(サバ州、サラワク州)は非イスラム教徒が多く、マレー半島に比べて容易にお酒を購入できます。

また、家庭でお酒を造る文化も残っています。

 

今回はボルネオ島の地酒であるTAPAI(タパイ)に挑戦したのでこちらを紹介します。

 

 

そもそもタパイとは?

'タパイ(Tapai)はインドネシアとマレーシア醸造酒および発酵食品タペ(tape)とも呼ばれる[1]ボルネオ島北部のサバ州で作られ、壺酒として飲んだり甘酒状のスナックとして食べる事もある

引用元:Wikipedia

 

 作り方は蒸した米に餅麹を混ぜて発酵させます。また、米の代わりに黒米やキャッサバなどが使用されることもあるそうです。

田舎では家庭でも作るそうなので、それぞれ家庭の味があるのかな?

日常的に飲むだけでなく結婚式やお葬式など大人数は集まる席で振る舞われます。

 

どこで買えるの?

伝統的なお酒ですが、街中ではあまり売ってなさそうです(よく探してないだけ?)

田舎では安く簡単に入手できるようですが、観光で来た人には難しそう...

 

しかし、ようやく発見できました!

 

それがこちら!

Kadaiku - Sabah Souvenirs & Handicrafts

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今回はここでタパイを発見しました。

 

ちなみにこのお店は地球の歩き方にも掲載されているお店です。

コタキナバルの中心地にあり観光で来た方も立ち寄りやすいかなと思います。

私が訪れた際も日本の女子大生と思われる方が買い物していました。

 

お土産を買うにもピッタリなお店なので、また別の機会に記事にしたいと思います。

 

 

 

 

早速飲んでみる

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どん!

 

こちらが今回購入したタパイです。

 

確か値段は1,200円ぐらいだった気がします。あやふやです。

250㎖と考えると少々お高めな気もしますが、ボトルはしっかりとしたものを使用してラベルのデザインも凝っています。

マレーシアにしてはハイクオリティです。

 

アルコール度数は20%と中々強め。

 

 

まずは、匂いを確認してみます。

 

 

ん…これはどこかで嗅いだことのある匂い…

 

 

そうだ、これは紹興酒匂いです!!!

 

 

グラスに注いでみると薄茶色で見た目も紹興酒に似ています。

そしてこの時点で気づいたのですが、今回は氷も水も用意していませんでした。

紹興酒と同じようだとキツイなぁ…と思いながらまずは一口飲んでみます。

 

  

美味しい...!

 

 

味は紹興酒に近いですがクセがほとんどありません。

そしてなにより、いい感じの甘さ!

めちゃくちゃ飲みやすいです。ストレートでもガンガンいけます。

あっという間に一本空けてしまいました。

 

普段あまりお酒を飲まない同期の女性隊員も「美味しい」と言っていたので、女性にもオススメです。

 

ボルネオ島にはタパイの他にも”リヒン”という白ワインっぽいお酒?があるみたいです。

いつか挑戦したいなと思います!

 

それではみなさん、楽しいお酒ライフを!