海外では日本の思わぬものが流行ってたりします。
日本の曲で何知ってる?ってマレーシアで尋ねると、ほぼ間違いなく"Kiroroの未来へ"って答えが返ってくると思います。
アカペラでワンフレーズ歌えるぐらいには馴染み深い曲みたいです。
噂によると、むかしむかしの日本語教育のJICAボランティアから広まったらしい(真偽は不明)
そんな感じで意外な日本の曲が浸透しているマレーシアですが、
先日Grab(タクシー配車アプリ)の運転手と日本の曲について話していました。
ドライバー「あれも日本の曲でしょ、マクドナルド」
僕「ん?マクドナルドってあのマクドナルド?」
ドライバー「そう、マクドナルド」
僕「ああ、これのことか」
そう思ってマックでポテトが揚がるときに流れる音を再現したら
「は?」
って顔された。泣いた。
Tokyo Bon 東京盆踊り2020 (MakuDonarudo)
車の中でドライバーが流してくれました。
正しくはこの曲でした。
まずはPVを見ながら聴いてみてください。
この曲知ってましたか?
てか、めちゃくちゃ耳に残りませんか?
僕はこの曲を聴いてから一週間頭の中でリピートされてました。
というわけで、
何故マレーシアでこの曲が流行っているのか?
この曲は一体何なのか調べてみました。
そもそもこの曲って何?
アジア最大のインフルエンサーネットワークによるインバウンドプロモーション事業を展開する、株式会社Cool Japan TV(本社 : 東京都渋谷区、代表取締役 : 赤峰俊治)が総合企画プロデュースを手掛けた、Cポップの人気アーティストNameweeとアジア各国の人気YouTuberと日本の伝統舞踊家が出演する多国籍コラボレーション作品「Tokyo Bon(東京盆踊り2020)」
引用元:「東京盆踊り2020」が世界的流行でYouTube視聴数1,000万を突破!世界各国から「踊ってみた」動画が投稿される社会現象に|株式会社Cool Japan TVのプレスリリース
要するに、東京オリンピックに向けて日本に興味を持ってもらうためのプロモーションの一つとしてリリースされた曲のようです。
職場でもこの曲の知名度は中々高かったのでプロモーションとしては成功と言えるでしょう。
この曲を歌ってPVに出演しているNameweeさんはマレーシアのマルチタレントです(このPVを見るまで知らなかった)
この人の影響もあって流行っている様子。
また、Tik Tokにも楽曲が使われているのも流行っている理由のようです。僕の同期もTik Tokで聴いたことがあると言っていました。
日本文化を紹介するのに使えるんじゃないか
5分の映像に日本の情報がギュッと詰まっているので、外国の人に日本文化などを紹介するのにいいんじゃなかと思いました。日本のメーカー名とかも歌詞に含まれてるし。
同僚とはこの動画一つで会話がかなり盛り上がりました。
ジャパングリッシュ(カタカナ英語)は英語を話せる人達には爆笑間違いなしです。特にキットカットの発音はかなり衝撃みたい。
日本人は英語が苦手っていうのを、英語が母国語の人たちに上手く伝えるのは難しいけど、この動画を見せれば英語の発音が全然違うんだよっていうのは理解してくれる気がする。
外国の人たちと日本について話す機会がある際はネタとして使ってみてください。